演題

当院における両側乳癌症例の臨床病理学的検討

[演者] 内田 紗弥香:1
[著者] 堀口 淳:1, 高他 大輔:1, 長岡 りん:1, 佐藤 亜矢子:1, 時庭 英彰:1, 樋口 徹:1, 坪井 美樹:1, 菊地 麻美:1, 小山 徹也:2, 竹吉 泉:1
1:群馬大学臓器病態外科, 2:群馬大学病理診断学

目的:当院で手術を施行した両側乳癌症例の臨床病理学的因子を検討した.対象:2007年1月~2014年7月に手術を施行した両側乳癌82例.結果:両側乳癌82例中,異時性乳癌45例,同時性乳癌37例.発症時平均年齢は,異時性乳癌第1癌 49歳,第2癌 61歳,同時性乳癌 57歳.異時性乳癌第2癌発見契機は,定期受診時が26例(58%)と多く,同時性乳癌第2癌の発見契機は,術前画像検査が21例(57%)と多かった.異時性乳癌の9例(20%),同時性乳癌の6例(16%)に家族歴を認めた.異時性乳癌第2癌の80%はStageⅠ以下の早期で発見されていた.両側乳癌の組織型一致率は,異時性乳癌 29%,同時性乳癌 54%.ER一致率は異時性乳癌 61%,同時性乳癌 89%,PgR一致率は異時性乳癌 52%,同時性乳癌 74%. 5年DFSは異時性乳癌 94%,同時性乳癌 91%,5年OSは異時性乳癌 95%,同時性乳癌 91%だった.結語:両側乳癌症例につき検討した.今後は乳房再建を含めた外科的マネジメントについても議論が必要だろう.
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