演題

原発性乳癌における生検検体と手術検体の病理診断の一致性についての検証

[演者] 関 朋子:1
[著者] 雑賀 三緒:1, 高橋 洋子:1, 池田 正:1
1:帝京大学外科

【目的】針生検検体と手術検体とでの核グレード、ER、PgR、HER2の一致率を検証し手術検体でのサブタイプ検索の必要性について検証する。【対象と方法】2012年1月より2013年12月に当院にて原発性乳癌の診断で術前薬物療法後に手術を施行した89例と術前治療なく手術を施行した98例を対象とした。それぞれの群で針生検検体と手術検体との核グレード、ER、PgR、HER2の一致率を検討した。【結果】手術先行症例では一致率は核グレードは53.6%、ERは100%、PgRは84.5%、HER2は73.2%であった。術前薬物療法症例では一致率は核グレードは66.2%、ERは94.6%、PgR84.7%、HER2は82.2%であった。術前治療の有無での一致率の差は認めなかった。【結論】今回の検討ではホルモン感受性については術前治療の有無に関わらず生検診断の正確性が確認できたが、、核グレードやHER2については一致率が比較的低く治療法の選択に際し留意する必要があると思われた。
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