演題

針生検でDCISと診断された症例の病理組織学的分類に関する検討

[演者] 足立 祥子:1
[著者] 成井 一隆:1, 山田 顕光:1, 田辺 美樹子:2, 島 秀栄:3, 喜多 久美子:3, 菅江 貞亨:3, 市川 靖史:4, 石川 孝:5, 遠藤 格:3
1:横浜市立大学市民総合医療センター乳腺甲状腺外科, 2:横浜市立大学市民総合医療センター病理部, 3:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 4:横浜市立大学臨床腫瘍科学, 5:東京医科大学乳腺科

【目的】術前針生検でDCISと診断された症例について検討し、DCISの病理組織学的分類であるVan Nuys分類の有用性を評価する。【方法】針生検でDCISと診断され、手術を施行した189例をVan Nuys分類に基づいて3群に分け、最終病理診断および術後再発について検討した。【結果】Group1/2/3の各群の症例数79/72/37例。最終病理診断で浸潤癌であった47例(24.9%)は、各群21 (26.6%) /14(19.4%)/12(32.4%)例。断端陽性は20例で、各群2 (2.5%)/11(15.3%)/7(18.9%)例。局所再発は7例、各群1(1.2%)/5(6.9%)/1(2.7%)例。断端陽性の再発は3例で、各群0/2/1例。いずれも部分切除後で、断端は乳管内成分のみであった。【結語】断端陽性率と局所再発率は共にGroup2、3で高く、部分切除で断端陽性であった場合の局所再発例はGroup2、3のみで、Group1では認めなかった。限局した悪性度の低いDCISは断端が陽性であっても照射を追加することで局所再発の制御が可能と考えられた。
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