演題

吸引式組織生検標本と手術標本のPgR値およびKi67値の不一致は月経周期が関与するか?

[演者] 藤田 崇史:1
[著者] 澤木 正孝:1, 服部 正也:1, 近藤 直人:1, 吉村 章代:1, 市川 茉莉:1, 久田 知可:1, 小谷 はるる:1, 安立 弥生:1, 石黒 淳子:1, 岩田 広治:1
1:愛知県がんセンター中央病院乳腺科

【目的】吸引式組織生検標本と手術標本のPgR、Ki67の変化と月経周期との関連を検討。【方法】吸引式組織生検にて浸潤癌と診断、術前化学療法をせず手術を行った120例を対象。閉経後(77例)、閉経前で月経が同時相(25例)、異時相(18例)の3群で、吸引式組織生検標本と手術標本でのPgR、Ki67の不一致率を検討。月経の時相は35日周期に換算し、、low estrogen期(day1-6, 27-35)とhigh or intermediate estrogen期(day7-26)の2時相とし、同じ時相を同時相群、異なる時相を異時相群とした。ER、HER2の不一致率は3.6%、3.0%。【結果】PgR の不一致率は、閉経後群13.0%、閉経前同時相群4.0%、閉経前異時相群11.1%。Ki67では、閉経後群10.4%、閉経前同時相群4.0%に対し閉経前異時相群は22.2%と不一致率が高い傾向を示したが、有意差は認めなかった(p=0.09)。【結語】吸引式組織生検標本と手術標本のPgR、Ki67の不一致に月経周期が関与する可能性は指摘できなかった。
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