演題

原発性副甲状腺機能亢進症の術中intact PTHモニタリングの検討

[演者] 周山 理紗:1
[著者] 八代 享:1, 伊藤 吾子:1, 三島 英行:1, 奥村 稔:1
1:日立総合病院外科

【目的】原発性副甲状腺機能亢進症(PHPT)における副甲状腺摘出術(PTx)では、過機能腺摘出の確認に術中intact PTH (IOPTH)測定が用いられる。当院では術中4回の採血を施行しており、この妥当性を検証した。【対象と方法】過去4年間にPHPTに対してPTxを施行した患者24名を対象とした。執刀直前、摘出直前、摘出後10分、20分のintact PTH値を測定し、IOPTHの低下パターンを解析した。【結果】Pattern 1(執刀直前が最高値かつ摘出後10分に50%以上の減少かつ基準範囲内(≦65pg/ml)が12例(50.0%)、Pattern 2(執刀直前が最高値かつ摘出後10分に50%以上減少したが、基準範囲よりも高値)が6例(25.0%)、Pattern 3(摘出直前が最高値かつ摘出後10分又は20分に執刀直前の50%以上の減少)が4例(16.7%)、Pattern 4(執刀直前が最高値かつ摘出後20分に50%以上の減少)が2例(8.3%)であった。【結論】IOPTHの低下には4種のパターンが存在し、術中4回採血が望ましいと考える。
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