演題

SY-4-3

慢性解離性大動脈瘤に対する血管内治療の治療戦略と初期・中期治療成績

[演者] 金岡 祐司:1
[著者] 小澤 博嗣:1, 大森 槇子:1, 手塚 雅博:1, 瀧澤 玲央:1, 馬場 健:1, 福島 宗一郎:1, 百川 文健:1, 萩原 慎:1, 宿澤 孝太:1, 原 正幸:1, 金子 健二郎:1, 前田 剛志:1, 太田 裕貴:1, 墨 誠:1, 黒澤 弘二:1, 立原 啓正:1, 戸谷 直樹:1, 佐久田 斉:1, 石田 厚:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【はじめに】破裂リスクの高い慢性解離性大動脈瘤(CAAD)に対してステントグラフト(SG)によるentry 閉鎖に加えてre-entry閉鎖等の血管内治療を施行したのでその初期・中期成績を検討した.【対象と結果】過去7年間に治療した偽腔開存型CAAD 64例を対象とした.最大径近傍のentryはSGにて閉鎖し遠方のre-entryは放置した.Entryから遠方に最大径がありその近傍にre-entryがある場合はre-entry閉鎖を試みた.完全空置(CE群)8例,部分空置(PE群)56例であった.追加治療はCE群1例,PE群24例.生存率は1・3・5年でCE群100%・100%・100%,PE群91.9%・84.2%・84.2%,二次治療回避率は1・3・5年でCE群100%・75.0%・75.0%,PE群83.6%・55.9%・28.3%で二次治療はPE群で多いが生存率に有意差を認めなかった.【結語】CAADに対する血管内治療は再治療率が高いという問題点はあるものの初期・中期成績も良好であったが二次治療回避の観点からは完全空置を目指すべきである.
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