演題

進行再発甲状腺分化癌に対する放射性ヨウ素内用療法の成績から考えられる分子標的薬の適応

[演者] 伊藤 勅子:1
[著者] 寺田 志洋:1, 小野 真由:1, 大場 崇旦:1, 家里 明日美:1, 福島 優子:1, 花村 徹:1, 金井 敏晴:1, 前野 一真:1, 伊藤 研一:1
1:信州大学乳腺内分泌外科

諸言】放射性ヨウ素内用療法(RI療法)の効果を後方視的に解析し、分子標的薬の適応を考察した。【対象・方法】1991~2013年に分化癌術後再発、遠隔転移にRI治療施行した81症例。男33(40.7%)、女48(59.3%)。平均年齢56.1歳。乳頭(PTC)63(77.8%)、濾胞(FTC)例(9.9%)、低分化(PDC)10(12.3%)。観察期間中央値5.5年。【結果】平均生存期間10.6年。RI治療平均5.9回。集積持続(C)52(64.2%)、集積消失(D)19(23.5%)、集積なし(N)10(12.3%)。生存率はC群57.7%、D群73.7%、N群40.0%、死亡率はC群42.3%、D群26.3%、N群60.0%。N群生存期間は6.2年と不良であった。臨床的有用率は、PTC肺63.0%、頸部52.0%、骨16.7%。FTC肺0%、骨28.6%、PDC肺57.1%、頸部33.3%、骨50%。生存期間はPTC 12.1年、FTC 5.2年、PDC 6.8年とFTCで有意に不良.【考察】分子標的薬は、①集積を認めない②骨、肝転移③PDとなるFTC④PTCでPDとなる肺、頸部再発、などで導入が考慮される。
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