演題

甲状腺全摘後の治療成績から見た進行甲状腺乳頭癌に対する治療戦略

[演者] 小野田 尚佳:1
[著者] 野田 諭:1, 柏木 伸一郎:1, 倉田 研人:1, 浅野 有香:1, 石川 哲郎:1, 徳本 真央:1, 森崎 珠実:1, 川尻 成美:1, 高島 勉:1, 平川 弘聖:1
1:大阪市立大学腫瘍外科

対象と方法 2003-12年に初発乳頭癌(PTC)に全摘術を施行した208例(18-89歳、男56:女152)の後ろ向き研究。全PTC手術532例の39.1%。観察期間は3-128(中央値58)月。結果 放射性ヨウ素内用療法(RIA)非施行(N群)121例(58%)、Ablation(A群)62例(71%)、治療(T群)25例(29%)。N群では、他病死6例、原病死2例(脳転移と未分化転化)。A群で12例(20%)にRI再投与(2-6回130-700mCi)、1例が他病死、2例にRI不応性病巣を確認。T群では15例(63%)に再投与(2-4回200-600mCi)。T群原病死7例は、T群生存例に比較して高齢、早期からRI不応性病巣の進展が見られた。考察と結語 計画的に甲状腺全摘手術、RIAを行っても、早期からRIA不応病巣が確認された例の疾患特異的予後は不良で、TKI導入を含めた治療の再構築が必要と思われた。再発例や葉切除例を含めて検討を進めたい。
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