演題

甲状腺乳頭癌 Follicular variant 手術症例の検討

[演者] 高他 大輔:1
[著者] 堀口 淳:1, 六反田 奈和:1, 長岡 りん:1, 佐藤 亜矢子:1, 時庭 英彰:1, 樋口 徹:1, 内田 紗弥香:1, 坪井 美樹:1, 菊地 麻美:1, 竹吉 泉:1
1:群馬大学臓器病態外科

【はじめに】甲状腺乳頭癌濾胞型亜型(FVPTC)は核内封入体など乳頭癌の特徴を示すが、乳頭状構造を認めず、濾胞状構造のみからなる乳頭癌と定義されている。【対象と方法】2000年から2013年に当科で手術を行い病理学的にFVPTCと診断された24例を臨床病理学的に検討した。【結果】男:女=3:21、年齢19〜86歳。発見契機:頚部腫瘤13例、検診3例、画像検査5例、遠隔転移2例、局所進行1例。16例は初診時には悪性と診断されず経過観察されていた。8例が癌の確定診断が得られずに手術を行った。理由はTg高値3例、腫瘤増大傾向5例であった。US所見は13例が癌および癌疑い、11例は腺腫様甲状腺腫や濾胞性腫瘍と診断された。観察期間は1〜164ヶ月、転移再発症例は4例に認め、1例のみ術後64ヶ月で原病死している。【結語】初診時より臨床的に良性腫瘍として経過観察されている症例が多く、経過観察する際には定期的なUSとともに複数回の細胞診が必要と思われた。
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