演題

OP-115-6

女性外科医と小学1年生の壁

[演者] 河野 恵美子:1
[著者] 山崎 芳郎:1, 森本 芳和:1, 岩崎 輝夫:1, 赤丸 祐介:1, 安政 啓吾:1, 野呂 浩史:1, 水野 均:1
1:独立行政法人地域医療機能推進機構大阪病院外科

外科医を継続するにあたり,大きな障壁となるのが小学1年生問題(以下小1の壁と表記)である.小学校の放課後児童クラブは保育園の開園時間よりさらに短く,19時を超えて開所しているのは約5.5%(平成25年)と少ない.日本外科学会女性外科医支援委員会が行ったアンケート調査によると,女性外科医の平均出産年齢は31.6歳であり,小1の壁問題は卒後10~15年目前後に直面することになる.中堅としての活躍が期待される時期に,外科医継続を断念せざると得ないのは,外科全体にとっても大きな損失である.演者自身もこの問題に直面した外科医であるが,臨床分野では大腸疾患を中心とした消化器外科診療に携わり,研究は女性外科医問題,特に女性外科医にとって負担の大きい手術デバイスのエルゴノミクス化について取り組んできた.急性期病院における外科職務の現状ならびに小1の壁を乗り切るための工夫について報告する.
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