演題

高齢者乳癌に対する日帰り手術

[演者] 日馬 幹弘:1
1:新宿ブレストセンター クサマクリニック

【目的】当院では高齢者乳癌に対し非挿管麻酔下での日帰り手術を行っている。【対象と方法】8年間に81例の静脈±局所麻酔下で手術を行った。平均年齢は78.4歳、平均観察期間は4.1年である。進行度はTis:6例、T1:23例、T2:43例、T3:6例、T4:3例であった。 N0は原則経過観察とし、LN転移は周囲LNを含めた切除を追加した。手術はmargin 1.5cmの部分切除で、照射・抗癌剤投与は極力回避した。【結果】浸潤性乳管癌72例、非浸潤癌4例、特殊型5例で、ホルモン陽性例71例、HER2陽性15例、triple negative5 例であった。断端陽性率は20.2%で、局所再発は7例、LN転移が7例に見られた。骨転移が7例あるが乳癌死はない。他病死は9例で、10例が追跡不能であった。後出血が2例あった。【結語】高齢者手術は、過大侵襲を避けながら、乳癌死と合併症を予防することにある。挿管を回避することで 入院・合併症を避けることができ、医療費が安い有効な手術法と考える。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版