演題

高齢者HER2陽性乳癌の治療—若年者との比較

[演者] 諸 和樹:1
[著者] 小山 諭:1, 土田 純子:1, 永橋 昌幸:1, 長谷川 美樹:1, 利川 千絵:1, 辰田 久美子:1, 萬羽 尚子:1, 五十嵐 麻由子:1, 坂田 純:1, 亀山 仁史:1, 皆川 昌広:1, 小林 隆:1, 小杉 伸一:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【目的】高齢者HER2陽性乳癌の特徴,治療と予後を検討. 【方法】2008〜2012年のHER2陽性乳癌を対象に, 65歳未満(Y-I群)と65歳以上 (O-I群)の2群で,病期,組織型,脈管侵襲,術式,術前薬物療法、術後化学療法,照射療法,再発,無病生存率(DFS),全生存率(OS)を2群間で比較・検討.さらに75歳以上 (O-Ⅱ群)と75歳未満(Y-Ⅱ群)でも検討.統計学的検討はχ2検定,Logrank検定を用い,P<0.05を有意.【結果】乳癌手術448例中,HER2陽性乳癌は114例で,病期0期1例,Ⅳ期1例を除く112例で解析.Y-I群とO-I群では,照射療法や術後化学療法はY-I群で有意に多いが(P<0.05),再発,DFS、OSでは差を認ず.Y-Ⅱ群とO-Ⅱ群の比較でも,照射療法、術後化学療法はY-Ⅱ群で有意に多く施行 (P<0.05).再発,DFS,OSでは差を認めず.【結語】高齢者HER2陽性乳癌では照射療法や術後化学療法が手控えられるが,再発率や予後に差がないため,無理のない適応が望ましい.
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