演題

当院における高齢者乳癌の検討

[演者] 塚越 律子:1
[著者] 萩原 慶:1, 松本 明香:1, 田中 成岳:1, 安藤 裕之:1, 田嶋 公平:1, 森永 暢浩:1, 設楽 芳範:1, 石崎 政利:1, 桑野 博行:2
1:公立藤岡総合病院外科, 2:群馬大学病態総合外科

【はじめに】現在高齢者の乳癌患者が増加している。当院での高齢者乳癌の症例について検討を行った。【対象】2008年1月から2014年7月に当院で手術を施行した原発性乳癌179例について、75歳以上を高齢者(49例)とし、受診動機、腫瘍径、組織型、subtype、核異型度(NG)、脈管侵襲で検討を行った。【結果】75歳未満の受診動機としては腫瘤自覚63.0%、検診・健診が30.0%である一方で、高齢者では腫瘤自覚が75%、検診・健診が8.1%と自覚症状での受診が多い傾向にあった。腫瘍の大きさはTisが高齢者では少なくT2が多い傾向であるがT4に関しては同等であった。組織型・subtype・NG・脈管侵襲に関しては差は認めなかった。【考察】乳癌罹患率は増加傾向であり高齢発症も増加している。現在乳癌検診は40歳以上74歳までの女性が対象であるため、75歳以上の乳癌は自覚症状での発見が多くなる。高齢者乳癌の早期発見には定期的な自己触診が必要であることが示唆された。
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