演題

温存乳房内再発に関わるリスク因子の検討<再発形式の違いは予後因子となるか?>

[演者] 松方 絢美:1
[著者] 大井 恭代:2, 相良 安昭:1, 四元 大輔:1, 川野 純子:1, 寺岡 恵:1, 金光 秀一:1, 馬場 信一:1, 相良 吉昭:1, 松山 義人:1, 雷 哲明:1, 安藤 充嶽:1, 相良 吉厚:1
1:博愛会相良病院乳腺科, 2:博愛会相良病院病理診断科

【目的】当院での温存乳房内再発のリスク因子と、true recurrences(TR)とnew primary tumors(NP)間で比較検討した。【対象と方法】2001年から2013年までに乳房温存術を施行した3845症例で温存乳房内再発のリスク因子を検討した。TRとNPは位置、組織型, ER/HER2 statusなどから総合的に評価し分類した。【結果】温存乳房内再発は53例(1.38%)、TRが44例、NPが9例であった。乳房内再発のリスク因子は40歳未満(p=0.001), 断端陽性(p=0.006)、放射線省略(p<0.0001)、全身治療省略(p=0.012)であった。タイプ別ではER(-)に多い傾向がみられた(p<0.0001)。TRとNPで乳房内再発までの期間は有意差なく(p=0.363)、OSやDFSにおいても有意な差はみられなかった。【結語】乳房温存療法はsubtypeや年齢など患者ごとにリスク因子を考慮した上で術式選択をしていく必要がある。TRとNPで予後に有意な差は認めなかった。
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