演題

若年性乳癌のサブタイプ別検討

[演者] 安立 弥生:1
[著者] 近藤 直人:1, 石黒 淳子:1, 小谷 はるる:1, 久田 知可:1, 市川 茉莉:1, 吉村 章代:1, 服部 正也:1, 澤木 正孝:1, 藤田 崇史:1, 岩田 広治:1
1:愛知県がんセンター中央病院乳腺科

【背景、目的】 日本乳癌学会班研究結果より若年性乳癌は予後不良であると報告されている。若年性乳癌の個別化治療の糸口を見つけるため、サブタイプ別の予後検討を行った。【対象、方法】2003~2012年に当院で手術を行った乳癌3682例を対象に、後方視的に解析した。35歳未満を若年性乳癌と定義した。【結果】若年性乳癌は148例(4%)であり、非若年性乳癌と比較し、luminal(L)が少なくtriple negative(TN)が多い傾向であった。L、TN群では、進行例、術後補助化学療法例が多く、DFSは若年群が有意に不良であり(L:p=0.001,TN:p=0.006)、TN群ではOSも有意に不良だった(p≦0.000)。luminal HER2、HER2群では病期、DFSに有意差は認めなかった。【まとめ】若年性乳癌はL、TN群において進行例が多く予後不良だった。原因として非検診対象年齢、遺伝性乳癌の関与などが考えられ、不良な予後に対して非若年性乳癌とは異なる術式選択、薬物治療の開発が期待される。
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