演題

ホルモン感受性乳癌におけるPgR発現量は再発予後と関連あるか~219切除例での検討

[演者] 増野 浩二郎:1
[著者] 野田 美和:1, 高井 真紀:1, 田代 英哉:1
1:大分県立病院外科

ER陽性乳癌ではPgRの発現も重要な予後因子になる可能性が指摘されている。免疫染色法(J-score,以下JS)で測定されたPgR発現量が予後と関連するか検討した。対象は2005年から2011年までに手術施行したステージⅠ~Ⅲの症例で、ER陽性HER2陰性、浸潤径6ミリ以上、組織型は浸潤性乳管癌(非特殊型)219例を対象とした。PgR発現はJS(0,1,2,3)がそれぞれ31(14%), 0(0%), 23(10%), 165(76%)例で閉経後が148例(68%)。乳房温存手術が172例(79%)、センチネルリンパ節生検のみ施行149例(68%)、腋窩リンパ節郭清施行59例(27%)だった。観察期間中央値は5.16年であった。PgR発現をJS 0-2の低発現群(54例)とJS3の高発現群(165例)とで解析するとDistant meta free survival(DMFS)で有意差(P<0.05)を認めた。多変量解析での検討ではPgR発現は有意な独立遠隔予後因子とはならなかった。PgR低発現群では高発現群と比較し予後不良であり特に遠隔再発率が有意に高かった。
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