演題

乳癌おけるKi-67のcut-off値について

[演者] 筒井 信一:1
[著者] 増田 隆伸:1, 萱島 寛人:1, 郡谷 篤史:1, 伊藤 修平:1, 原田 昇:1, 松山 歩:1, 濱武 基陽:1, 前田 貴司:1, 松田 裕之:1, 石田 照佳:1
1:広島赤十字原爆病院外科

(目的)Ki67のcut-off値について、他の生物学的因子との関連および遠隔成績から検討した。(対象と方法)乳癌616例を対象とし、Ki67、Her2、ER、PgR、p53、VEGF、MVD、p27、Bcl-2を免疫染色した。(結果)Ki67を、低値群(15%以下)、中間群(16-30%)、高値群(31%以上)に分類すると、Ki-67の3群と、ly、v、リンパ節転移、Her2、ER、PgR、p53、VEGF、MVD、Bcl-2との間に有意差を認めた。一方cut-off値15%で、低値と中間群を比較すると、ly、v、n、Her2、ER、p53、VEGF、MVD、Bcl-2との間に有意差を認めたが、30% で中間と高値群を比較すると、有意差を認めたのは、ly、Her2のみであった。術後遠隔成績(DFS)は、3群で比較すると有意差(p=0.0087)を認めたが、cut-off値15%では有意差(p=0,0022)を認め、一方、30%では有意でなかった(p=0.145)。(まとめ)Ki67のcut-off値15%は、30% に比べ、遠隔成績を反映し、また、多くの生物学的因子で優位な境界値となっていた
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