演題

OP-111-7

心拡大をきたした心房細動手術時の心房縫縮の有用性

[演者] 木村 有成:1
[著者] 玉置 基継:1, 深谷 俊介:1, 北村 英樹:1, 大川 育秀:1
1:名古屋ハートセンター

当施設において2008年10月1日から2013年9月30日までの5年間で、心房細動に対する手術を159例に施行した。術式の内訳は、左右心房メイズ手術95例、左房メイズ手術52例、右房メイズ手術9例、肺静脈隔離術3例であり、全159例の中で著明に心房拡大した症例を24例に認め術式に心房縫縮を追加した。縫縮した24例の術前左心房径は平均で76.8mmであり最大径は107mmであった。縫縮後の左心房径は平均59.6mmであった。24例中、非閉塞性腸管虚血で術後13日目に死亡した1例は経過観察が不可能となり今回の検討症例からは除外した。以上、心房縫縮23例中13例で洞調律復帰し、内訳としては術直後から洞調律復帰した症例が13例中6例に対して、術後1ヶ月から1年以内に洞調律復帰した症例を13例中7例に経験した。著明な心拡大を伴う慢性心房細動症例への不整脈手術では洞調律復帰が困難と考えられるが、心房縫縮の追加により洞調律復帰率が上昇すると考えられたため報告する。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版