演題

OP-111-6

心臓血管外科術後におけるトルバプタンの有用性の検討

[演者] 木戸 高志:1
[著者] 西 宏之:2, 吉川 泰司:1, 宮川 繁:1, 仲村 輝也:1, 須原 均:3, 上野 高義:1, 戸田 宏一:1, 倉谷 徹:1, 高橋 俊樹:2, 澤 芳樹:1
1:大阪大学心臓血管外科, 2:大阪警察病院心臓血管外科, 3:国立病院大阪医療センター

(背景)トルバプタン(Tv)は心臓血管外科術後(CVS後)の体重調節おいて有効な可能性があり,多施設共同研究により有効性の検討を行った.(対象、方法)2013年1月~2014年3月,術後にTvを投与した症例114例を対象.Tvによる体重調節効果の指標を, (1) ⊿BW/day :Tv投与1日当たりの体重変化(全症例)、(2) Post/Pre:投与前後6hrの尿量の比 (術後2日以内にTvを投与した56例)とし,周術期因子(術前GFR, 術前Cre値, 術中Total balance(TB), 投与前Alb値, 術前から投与前の体重変化(⊿BW))との関連について検討した。(結果)⊿BW/dayは0.4±0.4kg/dayであり, 投与前Alb値とは負の相関を認め(p<0.05), TB及び⊿BWとは正の相関を認めた(p<0.01). Post/Preは1.4±0.8であり,術前GFR,投与前Alb値とは負の相関を,術前Cre値, ⊿BWとは正の相関を認めた(p<0.05). (まとめ)TvはCVS後の体重調節において,低Albや体重増加が大きい症例, 腎機能低下症例に対して特に有効であると考えられた.
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