演題

OP-110-7

高齢者ハイリスク大動脈弁狭窄症に対する治療選択の妥当性

[演者] 園田 拓道:1
[著者] 西田 誉浩:1, 元松 祐馬:1, 大石 恭久:1, 帯刀 英樹:1, 田ノ上 禎久:1, 塩川 祐一:1, 富永 隆治:1
1:九州大学心臓血管外科

(背景)TAVIの登場によりハイリスクASの治療選択が増えた。今回、高齢者ASに対する外科的治療選択の妥当性を検討した。(対象)80歳以上の高齢AS患者92例を対象とした。年齢は平均83.0歳で、logistic EuroScoreは13.8であった。S-AVR群(n=84)とTAVI群(n=8)に分け各群で検討した。(結果)S-AVR群とTAVI群で年齢は82.6±2.3 vs 87.3±4.0歳でTAVI群が有意に高齢であった(p<0.05)。Logistic EuroScoreに有意差はなかったが、TAVI群において併存疾患やfrailtyは高かった。手術時間は364±93 vs 173±30分で有意にTAVI群が短かかった(p<0.01)。手術死亡はS-AVR群の2例のみ(2.4%)であり、S-AVRの5年生存率は79.3%と良好であった。TAVIの術前スクリーニング後にS-AVRへ変更した症例は3例であった。(結語)80歳以上の高齢ASであっても適切な治療選択を行うことで良好な結果が得られた。患者の安全を担保できる術式の選択のために術前スクリーニングは重要である。
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