演題

OP-110-4

冠動脈病変を有するハイリスク大動脈弁狭窄症に対するOPCAB+TAVIの有用性の検討

[演者] 矢嶋 真心:1
[著者] 戸田 宏一:1, 仲村 輝也:1, 宮川 繁:1, 吉川 泰司:1, 福嶌 五月:1, 鳥飼 慶:1, 斉藤 俊輔:1, 吉岡 大輔:1, 斉藤 哲也:1, 前田 孝一:1, 上野 高義:1, 倉谷 徹:1, 澤 芳樹:1
1:大阪大学心臓血管外科

【背景・目的】CADを有するハイリスクASに対するAVR+CABGの治療成績はまだ改善の余地がある.今回AS+CADハイリスク症例においてOPCAB+TAVIを3例に実施し良好な短期成績を得たので報告する.【結果】平均年齢84±1.7歳, 2例が男性であった.3例とも両側内頚動脈高度狭窄を併存していた.平均Euroscore 21.8±6.5%.手術は胸骨正中切開2例,左肋間開胸1例で行った.TAVIに関して,左肋間開胸の症例では径心尖部アプローチ,胸骨正中切開の症例では径大動脈アプローチを用いた.人工弁はいずれもSAPIEN XT(#23 2例, #26 1例)を用い,全例primary successであった.術後挿管時間7±7時間,1例は手術室にて抜管.いずれの症例も術後主要合併症なく,2例は術後11, 12日目に退院, 1例は現在術後7日目一般病棟で順調に回復中である.【結語】TAVI時代において人工心肺使用が懸念されるハイリスクAS+CAD症例においてはTAVI+OPCABはAVR+CABGに代わる有用な治療戦略の一つと考えられた.
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