演題

尿路系臓器浸潤を伴う局所進行結腸癌に対する腹腔鏡下手術の適応拡大とその手技

[演者] 福長 洋介:1
[著者] 上野 雅資:1, 長山 聡:1, 藤本 佳也:1, 小西 毅:1, 秋吉 高志:1, 比企 直樹:1, 齋浦 明夫:1, 渡邊 雅之:1, 布部 創也:1, 峯 真司:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【はじめに】尿路系臓器合併切除症例の腹腔鏡下手術における手技、短期成績について検討する。【症例と適応】2004年以降の原発結腸癌(Rs含む)切除症例3012例中、2010年以後の腹腔鏡下尿路系臓器合併切除症例は19例(尿管2例、膀胱17例)であった。【手術手技】腫瘍辺縁では本来の解剖学的層を超えた剥離層で手術を行い、膀胱内に腫瘍が露出している症例では恥骨上小切開下の直視下で部分切除する。尿管の再建は端々吻合、回腸間置それぞれ1例であった。【結果】開腹移行2例(12%)、手術時間、出血量は345分、85gであった。術後合併症は、創感染2例、イレウス2例、尿路感染症1例。術後在院日数が16日であった。病理検索では、si12例、se1例、ss5例、剥離面はすべて陰性であった。【結語】尿路系臓器合併切除を伴う局所進行結腸癌に対する腹腔鏡下手術は手技の熟練が必要であるが、出血量が少なく安全に施行可能であると考えられた。
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