演題

OP-110-1

冠動脈バイパス術後の重症大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁植込み術の早期・中期成績

[演者] 前田 孝一:1
[著者] 倉谷 徹:1, 鳥飼 慶:1, 溝手 勇:2, 市堀 泰裕:2, 大藪 丈太:2, 大西 俊成:2, 入嵩西 毅:3, 坂田 泰史:2, 上野 高義:1, 戸田 宏一:1, 澤 芳樹:1
1:大阪大学心臓血管外科, 2:大阪大学循環器内科, 3:大阪大学麻酔科

【背景】冠動脈バイパス(CABG)術後大動脈弁狭窄症(AS)に対する大動脈弁置換術は初回手術に比し不良である。【対象】2009年以降に行ったCABG後重症ASに対するTAVI 17例について、その早期・中期成績を検討した。【結果】平均年齢80.1±4.1歳、EuroSCORE、STS scoreはそれぞれ39.9±18.7%、11.9±7.3%であった。アプローチは10例(58.8%)がtrans-iliofemoral(TF)で、7例(41.2%)はtrans-apical(TA)であった。周術期のgraft損傷は認めず、全例自宅退院された。退院直前のエコーでは心機能を損ねることなく良好な人工弁機能が得られた。観察期間(391±287日: 8-878)中、死亡および心関連イベントを認めていない。【結語】CABG後ASに対するTAVIの早期成績は極めて良好であり、有用な治療法の一つであることが示唆された。
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