演題

OP-109-7

経皮的に小口径人工血管流量調整を可能とする簡易装置の開発~流量調整可能なBlalock-Taussig Shuntのために

[演者] 本橋 宜和:1
[著者] 根本 慎太郎:1, 島田 亮:1, 小西 隼人:2, 勝間田 敬弘:2, 團 和則:3
1:大阪医科大学 小児心臓血管外科, 2:大阪医科大学心臓血管外科, 3:東海メディカルプロダクツ

【背景と目的】肺動脈狭窄または閉鎖を合併する先天性心疾患に対し、Blalock-Tausig shunt手術(BTS)が行われるが、人工血管サイズの不適合による再手術が必要となる場合がある。経皮的にシャント血流を調節可能とする装置を作成する。【方法と結果】装置は、皮下ポートと接続した円筒形バルーンで、径5mmのPTFE人工血管を内挿して使用する。皮下ポートから生理食塩水を注入し、バルーンの拡張によって血流量を変化させる。まずシミュレーション回路で圧‐流量曲線を測定したところ、径3.5mmが再現可能であった。次に犬の内頚動脈を本装置で置換し、流速を超音波検査で測定したところ、移植直後にバルーン注入、および虚脱による流速変化を認めた(反復性あり)。3か月後、バルーン虚脱による流量増加を認めた。【考察・結論】本装置による小口径人工血管の流量調節が経皮的に可能であった。
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