演題

OP-109-6

小児期僧帽弁形成術とその近接期評価

[演者] 村山 弘臣:1
[著者] 長谷川 広樹:1, 岡田 典隆:1, 前田 正信:1
1:あいち小児保健医療総合センター心臓外科

【目的】小児期の僧帽弁閉鎖不全(MR)に対する弁形成術(MVP)とその近接期経過を検討した.【対象・方法】2008年10月〜2014年8月にMVPを施行した連続17例(M:F=8:9,年齢0.2〜12(平均3.3±3.8,中央値1.5)歳)を対象とした.診療録を元に心エコー所見を比較した.【結果】全17例に18回MVPを行った.MRの原因は弁尖逸脱,異形成,cleft,弁輪拡大,腱索断裂のいずれかで,形成は交連部縫縮,腱索吊り上げ,後尖側弁輪縫縮,弁尖縫合,cleft縫合の1〜3手技を組み合わせて行った.術前後でMRは改善したが(3.6±0.5 vs 1.2±1.0度;p<0.01),1例に再MVPを要した.全例生存退院し,弁置換はなかった.術後観察期間は0.1〜5.4(平均1.6±1.5)年で,1例を突然死で失った.体格は観察中に有意に増加し,MRは13例が2度以下であったが,3例で増悪した.【まとめ】体格増にもかかわらず,多くの症例でMRが良好に推移する一方で,早期から増悪する症例も認めた.
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