演題

OP-109-3

生命倫理に訴える外科治療~18 trisomyに合併したlarge VSDの手術

[演者] 福原 慎二:1
[著者] 根本 慎太郎:1, 島田 亮:1, 小西 隼人:1, 本橋 宜和:1, 打田 裕明:1, 神吉 佐智子:2, 小澤 英樹:2, 大門 雅広:2, 勝間田 敬弘:2
1:大阪医科大学小児心臓血管外科, 2:大阪医科大学心臓血管外科

【背景】計画的に肺動脈絞扼術(PAB)後にVSD根治術を行った18トリソミー(T18)VSD児と染色体異常のない(non-T18)VSD児の間で周術期成績の比較検討を行った。【対象】2006年-2014年に当院でPABを先行させた後にVSD根治を行ったnon-T18群9例、T18群11例で周術期死亡、合併症の比較検討を行った。【結果】non-T18群では日齢5-月齢1にPABを施行し、全例で手術死亡なく月齢2-6に根治術を行っている。1例で脳梗塞を発症したが全例生存退院している。T18群では日齢12-月齢4にPABを施行し全例で手術死亡はなく、7例は気管切開下の管理となり2例を退院後に突然死と無呼吸発作で失った。残る9例に月齢5-19に根治術を行い6例で肝酵素の上昇を認め、1例で重症肺高血圧からECMOを一時的に使用したが離脱できた。全例生存している。【結語】T-18VSDの手術成績は決して悪いものではなく、外科的治療は少しでも長く自宅で両親との人生を進んでもらう選択肢であると考える。
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