演題

OP-109-1

先天性心疾患術後に補助循環を要した症例の検討

[演者] 田中 佑貴:1
[著者] 宮本 隆司:1, 内藤 祐次:1, 吉竹 修一:1, 宮地 鑑:2
1:群馬県立小児医療センター心臓血管外科, 2:北里大学心臓血管外科

目的:今回、当院で行った先天性心疾患手術後に補助循環を要した症例における予後因子について後方視的に検討を行った。方法:対象は術後に補助循環管理を要した27例。OutcomeをECMO離脱後30日以内の死亡として予後因子の検討を行った。結果:ECMOの離脱率は55.6%で、ECMO期間中の合併症は血腫除去を要する出血が11例、多臓器不全が4例、敗血症が1例であった。離脱できた症例のECMO期間の最長は7日間であった。ECMO期間(p<0.05)、ECMO期間中のbalance(p<0.05)に有意差を認め、ECMO導入から3日間のLDH上昇率(p<0.05)が大きかった。考察:ECMO期間に有意差を認めたが、ECMO期間は状態が改善しない結果として長期化し、最終的に死亡につながると考えられる。離脱症例は7日以内に離脱できており、7日以内がECMO離脱の目安と考えられる。また、ECMO期間中のin/out balanceに有意差を認めており、水分バランスのコントロールが特に重要と考えられた。
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