演題

OP-108-6

呼吸器外科手術における術中emergency症例の検討

[演者] 橋本 昌樹:1
[著者] 多久和 輝尚:1, 中道 徹:1, 門司 祥子:1, 黒田 鮎美:1, 松本 成司:1, 近藤 展行:1, 長谷川 誠紀:1
1:兵庫医科大学呼吸器外科

【背景】当科が経験した術中アクシデント症例の検討を行った。【対象】当院では術中に生命の危機に瀕するような状態に陥った時に担当麻酔医により、「Emergency call(EC)」を発令し、他のスタッフに対し応援依頼を行う。2007年より2014年8月までで、当科での全身麻酔症例2512例のうち、ECを必要とした11例の原因とECを回避できた可能性について検討した。【結果】全11例の内訳は血圧低下5例、酸素化不良2例、不整脈4例であった。待機手術が7例、緊急手術が4例。手術手技によるものは8例、患者因子は3例。手術室内での死亡例はなかった。【考察】予測不能であった症例は4例、予測しえた症例は7例であった。そのうち血管損傷による出血を除く4例では、患者情報および手術内容を麻酔科医と共有することで回避できた可能性があった。【まとめ】患者情報及び手術内容を麻酔科医と共有することで術中アクシデントの発生を低下できる可能性がある。
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