演題

OP-107-6

急性虫垂炎における手術適応に関する因子の検討

[演者] 東 貴寛:1
[著者] 富川 盛雅:1, 森田 和豊:1, 内山 秀昭:1, 江口 大彦:1, 遠藤 和也:1, 奥山 稔朗:1, 立石 雅宏:1, 是永 大輔:1, 竹中 賢治:1
1:福岡市民病院外科

【背景】急性虫垂炎は日常診療において頻繁に遭遇する疾患である。【対象と方法】2008年1月から2014年8月までの急性虫垂炎症例126例。保存的治療で改善した21例、手術症例はcatarrhalis21例、phlegomonosa59例、gangrenosa25例であった。phlegomonosa以上の症例を「手術適応(A群)」、catarrhalisおよび保存的治療により軽快した症例を「手術非適応(B群)」とした。【結果】単変量解析では、A群で38℃以上の発熱、腹部所見(筋性防御あるいはBlumberg陽性)、CRP、CT所見で糞石、腹水、虫垂径、膿瘍形成の項目が有意に高かった。多変量解析では、虫垂径、腹部所見、糞石が有意な項目であった。また糞石のCT所見について、A群で画素値、径が高かった。【結論】急性虫垂炎の手術適応決定において重要な因子は、腹部所見、CTにおける糞石、虫垂径であった。糞石を伴う症例でも糞石の画素値、径に着目して保存的治療を選択することは可能であると考えられた。
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