演題

OP-106-8

腹腔鏡下尾側膵切除術(Lap-DP)における手術部位感染と膵液瘻との関連について

[演者] 勝野 暁:1
[著者] 中村 慶春:1, 松下 晃:1, 住吉 宏樹:1, 山初 和也:2, 横山 正:3, 神田 知洋:1, 清水 哲也:1, 水口 義昭:1, 吉岡 正人:1, 谷合 信彦:1, 内田 英二:1
1:日本医科大学消化器外科, 2:日本医科大学千葉北総病院外科, 3:日本医科大学多摩永山病院外科

(はじめに)我々は、Lap-DP施行例におけるSSIに着目し、その膵液瘻との関連についてretrospectiveに検討したので報告する。(対象と方法)2010年7月から2014年7月までの間に当院でLap-DPを施行した65例を対象とし、SSIの危険因子、ドレーン排液培養結果、膵液瘻の発症および重症化についてretrospectiveに検討した。(結果)SSIは20例であり、膵液瘻は31例であった。SSI群と非SSI群との比較において、術後膵液瘻の発生とその重症度において有意差を認めた。またドレーン排液より細菌が検出された群において膵液瘻は有意に重症化していた。(考察)Lap-DP後のSSIと膵液瘻の重症化において関連性が示唆された。Lap-DP施行後のSSIと膵液瘻の発生率は開腹術と同様に低いものではなく、膵切離法の改良及びドレーンの早期抜去を含め厳重な周術期管理が必要であると考えられた。
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