演題

OP-106-6

消化器外科手術における切開創SSI減少への取り組み — 創閉鎖方法の工夫 —

[演者] 荒川 和久:1
[著者] 安東 立正:1, 富澤 直樹:1, 小林 克巳:1, 黒崎 亮:1, 佐藤 弘晃:1, 岩松 清人:1, 榎田 泰明:1, 岡田 拓久:1, 須納瀬 豊:2, 竹吉 泉:2
1:前橋赤十字病院外科, 2:群馬大学臓器病態外科

切開創SSIの減少に向けた取り組みの効果を検討した.【対象と方法】2011年4月から2014年7月までに施行した消化器外科手術(腹腔鏡下胆嚢摘出術,虫垂切除術,鼡径部ヘルニア手術,化膿創(クラスIV)手術は除く)を施行した1526例.切開創の閉鎖方法により3つの期間に分けた.1期:Skin Stapler,2期:真皮結節埋没縫合,3期:真皮結節埋没縫合+閉創専用器械.それぞれの期間でSSIの頻度を検討した.【結果】1/2/3期での切開創SSIの頻度は10.2%/9.1%/6.3%で1期と3期とで有意差を認めた.手術臓器別のそれぞれの時期の切開創SSIの頻度は,胃(5.0%/8.0%/5.4%),肝胆膵(6.4%/0%/8.1%),大腸(13.4%/11.8%/7.1%)であった.大腸手術で1期と3期との間に有意差を認めた.大腸手術の結腸・直腸別では結腸(15.1%/14.6%/8.3%),直腸(7.5%/4.8%/4.6%)で,結腸手術の1期と3期で有意差を認めた.【考察】切開創SSIの減少のために真皮縫合+閉創専用器械を使用することで発生率は有意に減少した.
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