演題

OP-106-2

消化器外科手術10,938例における術後遠隔感染症の検討

[演者] 渡邉 学:1
[著者] 草地 信也:1, 浅井 浩司:1, 松清 大:1, 齋藤 智明:1, 桐林 孝治:1, 榎本 俊行:1, 中村 陽一:1, 岡本 康:1, 斉田 芳久:1, 長尾 二郎:1
1:東邦大学医療センター大橋病院外科

消化器外科周術期感染症のなかでも、遠隔感染症(RI)につき検討を行った。【対象・方法】1987年9月から2013年12月までの消化器外科手術10,938例を対象とした。対象期間はA-F期に分類し、全周術期感染症、手術部位感染症(SSI)、 RIの発症率を検討した。【成績】RI発症率は、D期までは4.0~5.6%であったが、E期3.1%、F期2.4%に減少していた。内訳では、呼吸器感染発症率はD期まで0.8~1.7%であったが、E期、F期ともに0.3%に減少していた。また、カテーテル感染発症率はD期まで1.7~2.5%であったが、E期0.9%、F期0.2%に減少していた。一方、CDIの発症率は2007年0.63%から2012年2.8%へ徐々に増加した。この時期は治療抗菌薬としてカルバペネム系薬などの使用例が多かったため、治療抗菌薬の変更などを行い、CDI発症率は1.6%まで減少した。【結論】CDIなど新たな術後感染症が問題となっており、RIも含めた全ての術後感染症のサーベイランスを行うことが重要である。
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