演題

OP-105-7

直腸癌に対する術前化学放射線療法施行症例における手術部位感染

[演者] 榎本 剛史:1
[著者] 田村 孝史:1, 明石 義正:1, 高野 恵輔:1, 久倉 勝治:1, 橋本 真治:1, 大城 幸雄:1, 福永 潔:1, 村田 聡一郎:1, 小田 竜也:1, 大河内 信弘:1
1:筑波大学消化器外科

【目的】直腸癌術前CRT症例における手術部位感染を検討。【方法】2007年1月~2014年9月に当院で施行した術前CRTを施行後に根治手術を施行した直腸癌症例を対象。創感染、会陰創感染および骨盤死腔炎について検討。術前CRTは50gly。放射線投与日にTS-1を80mg/m2。感染対策として、閉創時は専用器械を使用し、創部皮下は高圧洗浄。骨盤死腔炎予防対策として、温生食5lで骨盤内を洗浄、ドレーンは腹部から持続吸引型ドレーンを2本挿入。【結果】症例は男性15例、女性1例。壁深達度はcT3 8例 cT4 8例。術式はLAR5例、APR7例、TPE3例、Hartmann1例。手術部位感染は、創感染5例、会陰創感染3例、骨盤死腔炎5例。創・会陰創感染は全例保存的に治癒。骨盤死腔炎は、ドレナージ+洗浄で2例は保存的に治癒。2例は未だ治癒していない。【まとめ】術前CRT後の創感染、骨盤死腔炎は高率であり、新たな感染対策や治療手段を講じる必要がある。
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