演題

OP-105-4

直腸癌手術における周術期感染予防のための吻合法の工夫

[演者] 西川 武司:1
[著者] 須並 英二:1, 田中 敏明:1, 田中 潤一郎:1, 清松 知充:1, 川合 一茂:1, 畑 啓介:1, 野澤 宏彰:1, 風間 伸介:1, 山口 博紀:1, 石原 聡一郎:1, 北山 丈二:1, 渡邉 聡明:1
1:東京大学腫瘍外科

【はじめに】直腸癌においては根治性だけでなく、生活の質(QOL:Quality of life)を保つことも重要である。今回、周術期感染予防のための吻合法における工夫につき報告する。【方法】2007年から2012年まで当科で根治度Aの吻合をおこなった症例224例を対象とし検討した。再建腸管の血流のために以下のような工夫を加えた。①可及的に左結腸動脈を温存する。②口側結腸間膜の処理に際し、直動脈の可及的温存と腸間膜漿膜の縫合補強。術後出血、縫合不全の予防として以下の工夫を行った。①吻合部を術中内視鏡にて確認。②経肛門に多孔式ドレーンを留置し、吻合部の減圧を行う。【結果】術中内視鏡時に約2%に出血、4%にエアリークを認めたが、術中の適切な対処により術後出血は0.9%、縫合不全は1.8%となった。【結語】周術期感染予防のための吻合法における当科の手技と工夫を報告した。さまざまな工夫を加えることで術後合併症を低率にすることが可能となった。
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