演題

OP-105-3

直腸切断術における会陰創感染についての検討

[演者] 井上 透:1
[著者] 日月 亜紀子:1, 村田 哲洋:2, 玉森 豊:1, 山本 篤:1, 清水 貞利:2, 金沢 景繁:2, 塚本 忠司:2, 永原 央:3, 前田 清:3, 山下 好人:1, 西口 幸雄:1, 平川 弘聖:3
1:大阪市立総合医療センター消化器外科, 2:大阪市立総合医療センター肝胆膵外科, 3:大阪市立大学腫瘍外科

【目的】今回、直腸切断術における会陰創感染に関与する因子の検討を行った。【方法】2010年から2014年に手術を施行した直腸癌症例54例を対象として検討を行った。【結果】54例中、会陰創感染は20例(37%)に認められた。年齢、性別に差は認めなかった。平均出血量には差を認めなかったが、輸血は感染症例で有意に多く認められた。平均手術時間は感染症例で有意に長かった。開腹手術と腹腔鏡手術で差を認めず、側方リンパ節郭清の有無においても差を認めなかった。会陰部からのドレーン挿入は27例中17例に感染を生じていた。ドレーンの抜去時期は非感染症例で早めに抜去している傾向が認められた。平均腫瘍径、進行度には差を認めなかった。糖尿病の有無、喫煙の有無には差を認めなかった。平均術後在院日数は感染症例で40日、非感染症例で26日であった。【結論】直腸切断術における会陰創感染の発生率は37%と高値であり、さらなる対策を要すると考えられた。
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