演題

OP-105-1

腹会陰式直腸切断術におけるSSI予防対策

[演者] 森 和亮:1
[著者] 堀江 久永:1, 佐田友 藍:1, 清水 徹一郎:1, 直井 大志:1, 田原 真紀子:1, 巷野 佳彦:1, 田中 宏幸:1, 伊藤 誉:1, 井上 賢之:1, 森本 光昭:1, 鯉沼 広治:1, 宮倉 安幸:1, 佐田 尚宏:1, 安田 是和:1
1:自治医科大学消化器一般外科

【背景】腹会陰式直腸切断術(APR)はSSIのリスクが高く、当科ではAPRの手術手技、周術期管理を統一しSSI予防を行っており、その有用性を検討した。【方法】2003年から当科でクリニカルパスに沿ってAPRを行った113症例を対象。術前日に機械的腸準備と化学的腸準備を施行。術中腹部はドレープで保護。直腸切断後骨盤腔洗浄し、骨盤腔ドレーン留置後有茎大網フラップを骨盤腔に充填。皮膚閉鎖前に創洗浄施行。抗菌薬は術後2日目まで使用。【結果】診断は直腸癌99、痔ろう癌6、直腸癌術後吻合部再発8例。SSIは腹部創9例(8.0%)、会陰部創7例(6.2%)、ドレーン刺入部4例(3.5%)、骨盤死腔炎0例。腹部創感染は手術時間が有意に長く(444±117 vs. 366±89分)、会陰創感染は骨盤内臓器合併切除例(3/14:21%)、痔ろう癌(3/6:50%)に多かった。【結論】現在の予防対策は有用と考えられたが、痔ろう癌や骨盤内臓器合併切除症例にはさらなる工夫が必要と思われる。
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