演題

OP-104-2

周術期のSynbiotics投与は腹腔鏡下大腸手術に伴うSurgical site infectionを抑制するか?—ランダム化比較試験—

[演者] 小松 俊一郎:1
[著者] 坂本 英至:1, 法水 信治:1, 新宮 優二:1, 長谷川 洋:1, 朝原 崇:2, 野本 康二:2, 梛野 正人:3
1:名古屋第二赤十字病院外科, 2:ヤクルト本社中央研究所, 3:名古屋大学腫瘍外科

【目的】Synbioticsの投与が、腹腔鏡下大腸切除(LAC)後のSurgical site infection(SSI)の発生を抑制するか。【方法】2008年6月~2013年12月のLAC症例を無作為にSynbiotics投与群(S群)と非投与群(C群)に割り付け、S群に術前後にSynbiotics飲料を投与、Primary end point はSSI発生の有無とした。(UMIN000003439)【成績】372例で逸脱10例を除外、S群168例、C群194例で検討した(以下、S群vs C群)。患者背景、病変部位(CA/TD/SRS/R)38/27/64/39:49/28/74/43、fStage(0/Ⅰ/Ⅱ/Ⅲa/Ⅲb/Ⅳ)5/60/51/29/8/13:16/59/57/41/12/9、手術時間、出血量 、開腹移行率は両群で同等であった。SSI発生率は17.3% vs22.7% (OR 0.761, 95%CI 050-1.16; p=0.20)、Synbiotics 投与で手術に伴う糞便中の細菌と有機酸の変化とClostridium difficile等の有害菌の増殖は有意に抑制された。【結論】LACでのSynbioticsの有用性は証明されず。手術に伴う腸内環境の攪乱は抑制される。
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