演題

OP-103-2

当院における直腸癌術後排尿障害の検討

[演者] 桑原 隆一:1
[著者] 高瀬 健一郎:1, 原 聖佳:1, 鈴木 麻未:1, 近藤 宏佳:1, 田代 浄:1, 石井 利昌:1, 山口 茂樹:1
1:埼玉医科大学国際医療センター消化器病センター外科

目的)直腸癌術後に排尿障害をきたした症例について検討する。対象と方法)当科にて施行した直腸癌手術834例のうち、術後排尿障害をきたした15例(1.8%)についてその背景因子と経過について検討した。結果)排尿障害をきたした15例の術式は低位前方切除術:8例、ISR:4例、APR:1例、ハルトマン手術:2例であった。男性9例、女性6例、平均年齢: 62歳、BMI:21.3だった。術後排尿障害回復までの平均期間は66.4日で全例で自己導尿を離脱することができた。手術法別の排尿障害の頻度は開腹手術が8/262例(2.6%)、腹腔鏡手術は7/551例(1.2%)(p=0.08)であった。、神経損傷または部分切除症例は自己導尿離脱までに平均79.6日、神経損傷のない症例は46.1日を要した。結語)直腸癌術後に自己導尿を要する排尿障害症例であっても全症例で自己導尿を離脱できたが、術中に明らかな神経損傷を認めた症例では自己導尿離脱までの期間が長い傾向が見られた。
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