演題

OP-102-6

化学放射線療法後の進行直腸癌に対する腹腔鏡下手術の有用性の検討

[演者] 前原 律子:1
[著者] 山下 公大:1, 山本 将士:1, 金治 新悟:1, 金光 聖哲:1, 今西 達也:1, 角 泰雄:1, 中村 哲:1, 鈴木 智志:1, 田中 賢一:1, 掛地 吉弘:1
1:神戸大学食道胃腸外科

【はじめに】術前化学放射線療法(以下CRT)後進行直腸癌に対する腹腔鏡下手術の有用性を検討した. 【方法】CRT後に根治手術を行ったcT3症例は, 2005年11月から2013年3月の間で26例であった. RTは1回1.8Gyを計25回施行し, UFT 300mg/m2/day, LV 75mg/body/dayを4週間投与し, CRT後6〜8週間で手術を施行した. 開腹群(以下OP群)と腹腔鏡群(以下Lap群)に分け, 背景因子, 手術関連因子をretrospectiveに比較検討した. 【結果】OP群17例, Lap群10例であり, 平均年齢, 性別, 基礎疾患の有無, BMIに差がなかった. 術式は全て直腸切断術であり, 他臓器合併切除はOP群で5例, Lap群で1例であった. 平均手術時間はLap群で有意に長く, 出血量は少なかった. 術後腸閉塞の発生数がOP群で有意に多かった. 創感染, 深部静脈血栓症, 排尿障害, 在院日数に有意差はなかった. 【結語】CRT後の進行直腸癌に対する腹腔鏡下手術は, 開腹手術と比して短期成績で遜色ないと考える.
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