演題

OP-102-3

直腸癌に対する腹腔鏡下手術の工夫

[演者] 井上 雄志:1
[著者] 大木 岳志:1, 上小鶴 弘孝:1, 中川 了輔:1, 太田 正穂:1, 成宮 孝祐:1, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科

今回われわれの工夫を供覧したい.【方法】直腸癌(RS除く)腹腔鏡手術94例を対象.AR66例,APR18例,ISR10例で24例は術前CRTを施行.AR例は術中内視鏡を施行.ISRは回腸瘻を造設.術前側方転移が陽性と診断された症例は側方郭清を行う.【成績】AR例は全例肛門側断端陰性,吻合部再発はない.直腸クランプで円滑な自動縫合器による直腸切離が可能.リークテスト陽性は3例,2例は追加縫合,追加縫合不可例は回腸瘻を造設.縫合不全は2例で1例に人工肛門造設術を造設.APR例には術後腸閉塞3例あり,癒着防止に骨盤底にセプラフィルム使用.傍ストマヘルニアを2例に認め,ストマ造設は腹膜外経路とした.3例側方転移陽性で1例は左#283リンパ節が内腸骨動脈・外腸骨静脈に浸潤,自動縫合器を用い合併切除.【まとめ】AR例全例に肛門側断端陰性が得られ術中内視鏡は必須である.APRおよび側方郭清は安全に行い得るが腸閉塞および傍ストマヘルニア対策が重要である.
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