演題

OP-102-2

肥満直腸癌症例に対する腹腔鏡手術の有用性

[演者] 大塚 幸喜:1
[著者] 木村 聡元:1, 箱崎 将規:1, 松尾 鉄平:1, 藤井 仁志:1, 吉田 雅一:1, 岩谷 岳:1, 新田 浩幸:1, 肥田 圭介:1, 水野 大:1, 佐々木 章:1, 若林 剛:1
1:岩手医科大学外科

[目的]肥満直腸癌に対する腹腔鏡手術手技をビデオで供覧し、その有用性について考察する。[対象]腹腔鏡下大腸癌手術1332例中、BMI≧30の直腸癌13例。[手技]1stポートは、BMIが38以上の場合は右上腹部にVISIPORTを挿入し、additionalポートとし小腸の牽引用とする。気腹圧は12~15mmHg。energy deviceはミスト軽減ためTHUNDERBEATを使用しshort pitch切離。内側アプローチは直腸側でスタートしTMEの剥離層を早めに確認する。肥満症例では、仙骨前面にも比較的厚い脂肪組織が存在し固有筋膜との境界が不明のため、間膜内への切り込みや正中仙骨静脈損傷には注意する。 [結果]手術時間235±105.5分、出血量55.7±175.5ml。開腹移行1例、縫合不全1例、経肛門ドレーンによる直腸損傷1例、創感染2例。[考察]肥満直腸癌に対する腹腔鏡手術は、肥満特有の解剖学的特徴を理解することによって、開腹手術に比較しより安全で良好な短期成績が得られる可能性がある。
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