演題

OP-102-1

当科における下部直腸癌に対する腹腔鏡下肛門温存手術の手術成績

[演者] 井上 宰:1
[著者] 臼田 昌広:1, 鈴木 洋:1, 村上 和重:1, 齋藤 之彦:1, 中村 崇宣:1, 中川 智彦:1, 水井 崇浩:1, 菖野 佳浩:1, 西牧 宏泰:1, 宮田 剛:1, 望月 泉:1
1:岩手県立中央病院消化器外科

【目的】肛門温存手術の需要が年々増加してきていることもあり、2013年1月より腹腔鏡下ISRを導入した。導入に伴い、超低位前方切除術(s-LAR)症例も増加した。当院におけるその手術手技と成績を報告する。【対象】2008年4月~2014年3月までの肛門を温存した腹腔鏡下直腸切除術224例を対象とした。【手技】 LARとs-LARではDSTによる器械吻合後、直腸断端のdog ear両側に針糸(V-LOC)をかけ補強する。可能な時は吻合部全周を縫合し補強する。s-LARでは経肛門的に吻合部を全周補強する。ISRは手縫い吻合を行う。これらの手技工夫は年々少しずつ重ねてきたものである。【成績】2012年9月までは補強なしのDSTのみで、縫合不全148例中18例(12.2%)、2013年3月までのdog earの補強では、縫合不全23例中2例(8.7%)、2013年4月以降現手技で51例中縫合不全8例(15.7%)であった。【結語】肛門温存手術では、病変が超低位になると縫合不全の発生率が高くなる傾向にある。
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