演題

OP-101-4

Tape Twist Method(TT法)の利点の図形的計算による証明

[演者] 花井 彰:1
[著者] 真船 太一:1, 嶋田 仁:1, 佐治 攻:1, 堀越 邦康:1, 牧角 良二:1, 月川 賢:1, 國場 幸均:2, 宮島 伸宜:3, 上野 隆彦:4, 大坪 毅人:1
1:聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科, 2:聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院一般外科, 3:聖マリアンナ医科大学東横病院消化器病センター, 4:聖マリアンナ医科大学医学統計学

[諸言]単眼視腹腔鏡の奥行きのない視野から直腸間膜切離や直腸切離が斜めになることを簡単に解決する方法としてTT法の有効性について報告してきたが、これを簡単なモデル図形により証明した。[方法]直腸を円筒、直腸間膜を円筒に接する三日月形の柱で近似。直腸長軸方向をZ軸、これと垂直に交わる方向をX軸およびY軸とし、XY平面と平行に直腸間膜を切断した場合の直腸間膜の切断面積をS0、斜めの角度θの平面で切断した場合の面積をS(θ)とした。[結果]図形の面積や体積に関するCavalieriの原理を応用し、S(θ)=S0/cos(θ)と算出。TT法ではtapeの圧力で直腸間膜を含めた直腸全体が縮小するが、縮小する割合をrとすると直腸間膜の切断面の面積を r2S0 と算定できる。[結語」TT法は錯覚による直腸間膜切離面積増大がないことに加え、テープによる間膜面積の縮小も加わり直腸間膜切離が早いことが理論的にも裏付けられる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版