演題

OP-101-3

腹腔鏡下直腸低位前方切除術における直腸切離の再考

[演者] 堀田 司:1
[著者] 瀧藤 克也:1, 横山 省三:1, 松田 健司:1, 渡邉 高士:1, 三谷 泰之:1, 家田 淳司:1, 竹井 陽:1, 水本 有紀:1, 津村 亜矢子:1, 中森 幹人:1, 上野 昌樹:1, 尾島 敏康:1, 岡田 健一:1, 山上 裕機:1
1:和歌山県立医科大学第二外科

直腸癌に対する腹腔鏡下低位前方切除Lap-LAR時の直腸切離法の成否は縫合不全に関わる.我々はネラトンカテーテル牽引法 (Dis Colon Rectum 2011)カーブドカッター切離法(Langenbechs Arch Surg 2012)を考案した.この経験から単回切離・水平切離が吻合部の強度を安定させると考えた. 2005年~2010年のDST下Lap-LARの縫合不全は17例で、全例ほぼ直腸を垂直に切離,後壁側即ち垂直切りのstaple line上に認め,18%に3回以上切離を認めた.不完全処理の脆弱な後壁にstaple line遠位側が位置し縫合不全が発生したと考えた. 2011年~2013年の直腸癌Lap-LAR55例に直腸水平切離法を施行し,切離回数3回以上は0%で無症状のradiological leakageを1例(1.8%)認めるのみだった。助手の直腸の圧排が容易になり短回切離が可能になる・吻合時のlinear stapler遠位側(患者左側)の観察も容易になる・弱いlinear stapler line上の吻合部の縫合補強も簡便になる等の利点を認めた.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版