演題

OP-101-2

下部直腸癌に対する腹腔鏡手術:外科的剥離面と遠位側切離端確保の重要性

[演者] 山口 茂樹:1
[著者] 石井 利昌:1, 田代 浄:1, 近藤 宏佳:1, 鈴木 麻未:1, 原 聖佳:1, 桑原 隆一:1, 宮澤 光男:1, 櫻本 信一:1, 小山 勇:1
1:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科

当院は約90%の直腸癌に腹腔鏡手術を施行。外科的剥離面の確保, 進行癌では遠位側切離2cm確保を努める。【手技】助手は直腸を結紮した綿テープの牽引と骨盤壁の展開を行う。直腸固有筋膜に沿って剥離, 神経血管束からの直腸枝は直腸間膜との境界で切離。肛門挙筋から肛門直腸輪まで授動,内外括約筋間を剥離開放して肛門管内の可動性を上げる。【成績】2007年~2014年3月の下縁Rb/P根治度A直腸癌腹腔鏡下手術は216例, 平均観察期間は880日。術式LAR:120, ISR:68, APR:20, 等。平均手術時間280.7分, 平均出血量41g, 開腹移行は4例, 術後在院中央値10日, 合併症は縫合不全13例(吻合191例中6.8%),等。LAR, ISR標本DMは各々2.6±2.7cm, 2.0±1.0cm。局所再発率はStage I: 3.2%(3/93; 263リンパ節, 神経叢, 吻合部), II: 2.5%(1/40; 仙骨前面), III: 1.3%(1/79; 挙筋)。18例に側方郭清,組織学的転移5例で局所再発は1例。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版