演題

OP-101-1

進行下部直腸癌に対する側方郭清を含めた腹腔鏡手術の手技と成績

[演者] 大田 貢由:1
[著者] 諏訪 宏和:1, 渡辺 一輝:2, 渡邉 純:3, 石部 敦士:4, 樅山 将士:4, 諏訪 雄亮:4, 鈴木 紳祐:4, 市川 靖史:5, 國崎 主税:1, 遠藤 格:4
1:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 2:NTT東日本関東病院外科, 3:横須賀共済病院外科, 4:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 5:横浜市立大学がん総合医科学

目的:骨盤底剥離操作,側方郭清について手技の要点を述べ,その成績について考察する。手術手技:腹腔鏡手術では骨盤底でS4を視認することが可能で,S4からNVBにかけて確認しながら壁側に剥離ラインを取ることで最大限のresection marginを得ることができる。閉鎖血管領域のランドマークは,内側が臍動脈索から連続する膀胱下腹筋膜,最深部が肛門挙筋腱弓である。また尿管下腹神経筋膜と,膀胱下腹筋膜内側を分離することで,神経損傷することなく263末梢領域郭清を梨状筋,仙骨神経叢前面に沿って内陰部神経管入口部まで郭清する。成績:2013年以降の腹腔鏡手術症例の多くは,術前治療により腫瘍のdown sizingが図られていた。case- matched studyでは,出血量を除き両群に差を認めなかった。結語:進行下部直腸癌に対して腹腔鏡手術は,側方郭清を含めて,安全,確実におこなえる。また,術前治療と組み合わせることで,さらに有効な治療が期待できる。
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