演題

当科における左側臥位完全胸腔鏡下食道亜全摘術の手技の定型化と工夫

[演者] 大塚 耕司:1
[著者] 村上 雅彦:1, 有吉 朋丈:1, 五藤 哲:1, 広本 昌裕:1, 山下 剛史:1, 山崎 公靖:1, 藤森 聡:1, 渡辺 誠:1, 青木 武士:1, 加藤 貴史:1
1:昭和大学消化器・一般外科

食道癌に対する左側臥位完全胸腔鏡下食道亜全摘術を1996年導入、一人術者で手技の安定化が得られた後にチームを編成し定型化を行ってきた。2009年より、腹臥位操作の気胸に着目し人工気胸を導入した。2005年〜2013年に施行された414例において、胸腔内操作時間(197.1分)・出血量(62.1 g)・術後入院期間(16.1日)と大幅な改善が得られた。次世代教育とし、詳細な手術手技マニュアル・標準手術手技ビデオの作成を行い、術後参加者の技能評価を常に行うことで、術者へのstep upを短期に可能とした。この結果、術者可能な医師は5人(食道悪性腫瘍に対する内視鏡外科技術認定医は3人)となった。また手技の定型化により、胸腔内操作終了後、頚部操作と腹部操作を同時に施行することが可能となり、手術時間の短縮、手術侵襲軽減を図れている。現在は、更なる侵襲軽減を目指して片肺換気のみならず両肺換気下の手技も行っており、その手技の工夫についても報告する。
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