演題

OP-100-7

直腸癌に対する腹腔鏡下手術の有効性および安全性

[演者] 南 一仁:1
[著者] 上江洌 一平:1, 松山 純子:1, 金城 直:1, 河野 浩幸:1, 山口 将平:1, 辻田 英司:1, 江頭 明典:1, 山本 学:1, 池田 泰治:1, 森田 勝:1, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1
1:国立病院九州がんセンター消化器外科

直腸癌に対する腹腔鏡下手術は高難易度とされ、多くのランダム化比較試験より除外されてきた。その有効性および安全性は十分確立されていない。2006~2013年の期間に直腸癌切除術が施行された自験例290例を対象とし、直腸癌に対する腹腔鏡下手術の有効性および安全性について開腹手術のそれと比較することで評価した。腹腔鏡下手術は135例に施行され、LAR64例、sLAR28例、ISR17例、APR25例であった。郭清の程度は中枢D2郭清30例、中枢D3郭清76例、側方郭清29例であった。術式別、郭清程度別に腹腔鏡下手術と開腹手術を比較した。癌遺残度では両手術間に差が無く、郭清リンパ節個数に関しては腹腔鏡下手術が優れた。術中出血量は、腹腔鏡下手術が少なく、逆に手術時間は延長した。術後早期合併症に関しては、両手術間に差を認めなかった。術式、郭清程度に関わらず直腸癌に対する腹腔鏡下手術は、開腹手術と比較しても十分に有効で且つ安全であると思われた。
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