演題

OP-100-5

側方郭清を要する進行下部直腸癌に対する腹腔鏡手術の優越性~開腹手術との比較検討から得たもの~

[演者] 野中 隆:1
[著者] 久永 真:1, 足立 利幸:1, 永吉 茂樹:1, 徳永 隆幸:1, 森野 茂行:2, 北島 知夫:1, 谷口 堅:1, 蒲原 行雄:1, 前田 茂人:1, 田川 努:2, 藤岡 ひかる:1
1:国立病院長崎医療センター外科, 2:国立病院長崎医療センター呼吸器外科

【はじめに】当院における側方郭清を伴う進行下部直腸癌症例に対する腹腔鏡手術の優越性を動画とともに報告する。【症例と結果】2006年から2014年までの側方郭清施行直腸癌49例を開腹群23例、腹腔鏡群26例で比較検討(OP群/ LA群)。背景因子は両群間に差を認めず。手術時間(382.5分/397分:NS)、出血量(533.5g/80.0g:p<0.05)で、術後合併症はLA群で有意に少なかったがSSIは有意差認めず。局所再発率はLA群が低い傾向であった(17.4%/7.7% )。【手術手技(腹腔鏡手術)】直腸の前側方処理では、神経血管束の走行を拡大視野で確認することで、TMEの際不十分になりがちな前側方の間膜切除が確実なものとなる。側方郭清では、内陰部動脈や骨盤神経叢の視認性もよく、内腸骨血管や骨盤神経叢の合併切除も良好な視野で行える。【まとめ】腹腔鏡下手術は開腹手術と比較しsurgical outcomeに優れ、術前治療を併用することで局所制御率をさらに向上できる。
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