演題

OP-099-5

大腸癌術後L-OHPレジメンによる疼痛、しびれに対するブシ末TJ-3023療法の地域別個別化の実践 -寒冷地域と温暖地域との比較

[演者] 松浦 一郎:1
1:阪南市民病院外科

L-OHPベースの大腸癌術後化学療法であるXELOX/FOLFOX治療において,末梢神経障害が残存する症例は多く,改善に難渋しているのが現状である.L-OHPによる疼痛、しびれは寒冷刺激による誘発が強いため、特に外気温の影響をうけやすい。寒冷地、特に冬季において疼痛、しびれの発現頻度の増加を認めている。今回、末梢神経障害に対するTJ-107+加工ブシ末の安全性,有効投与量を検討する第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験とともに寒冷地との地域格差を比較検討した。TJ-107内服にTJ-3023の追加投与を開始.2週間毎に効果判定,増減量し,副作用の評価,皮温度とともに、外気温度測定を行った。<結果/まとめ>TJ-3023を増量にて上肢指先の疼痛は低下した。和歌山でも南の白浜などの温暖な地域と高野山などの寒冷地との比較では、寒冷刺激発作、末梢神経障害の発現頻度に差を認め、投与量、使用法においても季節による差を認め、地域、季節による個別化治療が必要と考えられた。
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